アゼリアサイクル店長Nでござります

本日はフレームのコーティングのお話しです😚

「フレームのコーティングってワックスとかぢゃないの？」なんて言われそうですが

簡単に言うとクリアコーティングみたいなものです

それをガラス系でコーティングしたものがガラスコーティングです

利点としては汚れにくく、汚れても汚れが落ちやすい

細かい傷が付きにくい（絶対つかないわけではありません😅）

デメリットとしては

施工に手間がかかる

ものによってはコーティングにヒビが入る

などが挙げられます

車などのガラスコーティングのはしりの頃はコーティング被膜が厚く

ヒビが入るなどの事例がありました（りんご飴の周りのべっこう飴みたいな感じです

特に自転車の場合フレームがしなるので厚いガラスコーティングはひびが入りやすいのです

今回ご紹介するのは「ハドラス　ガラスコーティング」です

（美空ひばりの「ひばりのマドロスさん」ではありません😅）

ゴルフのクラブにも施工されています

（あれだけしなるシャフト等に使用されているのですから自転車のフレームなんて可愛いものです😚）

そのバイク版です

レッドとブルーの2層の被膜構造となります

さてでは施工してみましょう

（今回の施工車輌は3年半ほど使用されたバイクです

コンポーネント組み換えついでのオーバーホールに便乗しての

フレームコーティングとなります）

まずパーツをとことん脱脂し磨きます

そして…

レッドの液を薄く塗り霧吹きで水を噴霧しますのです

この時、水分と溶剤が反応してシリカガラスが形成されます

その上からブルーの液でコーティングし磨きあげます

（店長Nは写真を撮るのが下手なので…すみません😭

お分かりいただけるでしょうか？）

バーテープで隠れる部分にマスキングして施工してみました

マット系でも明らかにその差はわかりますね😊

被膜は本当に薄く全く厚みを感じません

コーティング剤を塗ったイメージですが…

パーツクリーナーをかけても変性はしません😵

他社さんとの比較をしたものがありますので是非ご覧になってみてください

なんだかいい事ずくめで怖いくらいですね😅

コーティングはバーテープ、グリップ、ブレーキの接触面を除く

ほとんどの部分に使用出来ます

今回はコンポーネントもとことんコーティングして組み上げていきます

仕上がりが楽しみですね😊