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BBタッピング&フェージング

本日は珍しくBBフェージングとタッピング作業です

カーボンフレームや圧入式BBが主軸の現在

なかなか使用する機会は少なくなりましたが

いまだメタルフレームやスレッド式(ネジ切り式)BBは健在です

では作業を始めましょう

まずはBBタッピングをします

道具はこちらです(BBタッピングツールといいます)

左右の雌ネジの芯を出す道具です

切削油をかけながらゆっくりとネジを切っていきます

左右のタップを心棒が繋いでいるのでネジを立てると直交が出る形となります

なぜこうなるかというと

フレームを制作する時、ネジを切ったBBやパイプを繋いで溶接するので

熱変形でたわんだりズレが出るため芯が狂います

その芯を出すための工程です

次はBBフェージング(BBの面を出す作業です)

まず先程切削したタップ(ねじ山)に芯を出す治具を挿入します

そこに面を出す切削工具を挿入します

反対側にはプレッシャーをかけるバネを取り付けねじ込み切削刃を当てこみます

切削油をかけながら回転させますが切削しすぎないようにゆっくりと

回し削って行きます

こんな感じです

全部削ってないじゃないかと言われそうですが

金属面が3/4ぐらい見えれば大丈夫です

反対側も切削します

このBBはJISなので68mmが適正です(シマノさん曰く67.5が限界と言っていた記憶があります)

タップの芯に直交する面ができると

このようなBBを使用した時などBBがよじれず綺麗に回転し

クランクが偏心してまわらないのでチェーンはずれやチェーンのフリクションロスを防げます

スレッド式メタルフレームを扱う以上持っていなければならない道具の一つですね

ご興味がある方は是非ご相談下さい😽

 

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