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- 2021/07/24
- スタッフブログ
ピナレロ DOGMA F ってどう変わったの?の巻
ピナレロ DOGMA F がどのようにブラッシュアップされたかを
DOGMA F12等の画像と比較してみます
全体的にシャープになり軽くなりました
F12(サイズ53)より265gの軽量化、ただし安全性を確保できる850gをキープし
シートポスト、フロントフォーク、ハンドルシステム等で軽量化し
シートポストのやぐらは
SLM(セレクティブ・レーザー溶融)チタン3Dプリント技術により
成形し軽量化に繋げています

シートピラーは細くなりバッテリーが内装できなくなりました

DOGMA-Fは電動変速システム専用フレームなのでS2機関を搭載していない限り
ビルトインバッテリーがなくては稼働しません(シマノ、カンパの場合)
ではどこから搭載するかというと…


BB下からシートチューブ方向へエントリープラグのように挿入されます
シートチューブもさながらですが全体的にシェイプされています

トップチューブもスリムになっています

ヘッドチューブもスリムになりましたがベアリングサイズの変更はありません

フロントフォークもス美しく

TTマシンBOLIDEで培われたエアロダイナミクス
フォークフラップも大きくなりました
空力特性がF12と比較して4.8%向上(Discモデル比較)しました

F12Discのチェーンステーとシートチューブの接合部は
リムフレームのキャリパーブレーキを排除しただけのような形状でしたが

よくよく考えればそうなんです…
平らである必要性なんてないんです…
実は私がDOGMA-Fで一番好きな部分がここなんです((笑))



あぁ~美しい(泣)
あっ!感涙にむせんでいる場合ではありません
先に進みましょう
PINARELLOの代名詞の1つと言えば
「Asymmetric(アシンメトリック)左右非対称フレーム」

F12と比較するとおとなしくみえますが健在です
チェーンステーの形状は画像では分かりづらいのですが

ちょっと太くなっているように感じました
あと特記すべき個所は「シマノ EW-RS910」等を取り付けるための
ダウンチューブの開口部がなくなりました…


ハンドルバーエンド部に取り付けるほかはないようです

まだまだ全貌があきらかになっていない PINARELLO DOGMA Fですが
はっきりと言えることがあります
美しい…まさに「ART」です
そして本日「2020東京オリンピック」1日目
ロードレース男子決勝が先ほど終了しました
武蔵野の森公園をスタートして富士スピードウェイまでの244Kmを6:05:26で
2位に大差を付けゴールした
エクアドル のリチャル・カラパス選手(チームINEOSにも所属)が
ゴールドメダルを獲得!
もちろん使用されたマシンは…
PINARELLO DOGMA Fでした!
美しさだけではなく速さも立証されました
まさに「THE ART OF BLANCE」
あぁ~欲しいぃ~