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SCOTT FOILの進化のお話の巻

アゼリアサイクル店長Nでござります

今回はSCOTT FOILの進化?についてのお話です

歴代のスコットと言えば、山の代名詞CR1、ADDICTときますが

2010年、当時エアロテクノロジーの結晶と呼ばれるバイクが誕生しました

その名も「FOIL」(ホイル、フォイル)

意味はアルミ箔(アルミホイル)の箔、つつむ、まとう

私なりの解釈としては水上を浮いて進む水上翼船、ジェットフォイル(推進力をまとう)のように

空力をまとうというところと

NACA(航空宇宙諮問委員会)によって提唱された「F01」テクノロジーとの造語と考えています

F01テクノロジーとは

通常、上の図のの真ん中の様にティアドロップまたはピチョンくんの様な形が

空気抵抗が少ないと考えられていましたが

実はピチョン君の頭を樋口カッターでぶった切った様な形が

抵抗が少なくなると言う事なのです

現行のFOILでもヘッドチューブ、ダウンチューブ、シートチューブ、シートピラー、シートステー

の断面はこの形になっています

フレームに樋口カッターを喰らわす訳にはいかないので

シートピラーを抜いて見てみましょう☺️

このF01テクノロジーは

現在、大半のメーカーのバイクに応用されています😅

まさに現存するエアロテクノロジーをまとったバイクの始祖と言っても

過言ではないと思います☺️

はてさてもとの話はFOILの進化なので

店長N自転車博物館収蔵品の一つ

初代FOILと現行のFOILを比較してみましょう☺️

上記の画像を比べるとフレームの形状も変わってます

ダウンチューブ、シートステーが下がり

ホイールとフレームの空間が狭くなっています

この空間を狭くする事で発生する空気の乱れを少なくします

シートクランプも抵抗を少なくするために内装化されカバーが付きます

現行のバイクでもよく見かけられる

フロントフォークエンドのフォークフラップも

な、なんと…ちっちゃいけども昔からついてました😅

さすがエアロテクノロジーをまとったバイクの始祖たる存在!

そんなFOILの一番の進化は

油圧ディスクブレーキ化とワイヤー、ホース完全内装化です、

本当に末端部にしかワイヤー、ホースは目に入りません😅

完全内装化が始まったときは試作品のモックの様で違和感がありましたが

今では外装ワイヤー類がゴチャゴチャと目に飛び込んできます😅

スッキリとしたの空気抵抗において素晴らしい躍進なのですが…

なかなかのメカニック泣かせなのです😭

でもまだまだバイクは進化していくのでしょう!

楽しみですね😁

あっ!店舗には店長N自転博物館の収蔵品が多数あります。

そのネタもそのうち載せますね!

いつまで経ってもブログに上がらない時は

お店に遊びついでに見に来てくださいね😚

 

 

 

 

 

 

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