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- 2022/01/28
- スタッフブログ
DURA-ACE(デュラエース)の歴史?の巻
アゼリアサイクル店長Nでござります
はてさて今日は シマノ ロードコンポーネント デュラエースのお話です
昨年デュラエースR9200系が発表となりました
デュラエースは
1971年デュラエースと命名されたクランクが発売されたことから始まります
1978年デュラエースEX
1982年デュラエースAX(通称73デュラ)
1984年7400系
1996年7700系
2003年7800系
2008年7900系
2012年9000系
2016年R9100系
そして現在のR9200系と移行します
それでは店長N自転車博物館の収蔵品より
歴代?のデュラエースを引っ張り出しご紹介したいと思います
今回はバイクコンポーネントの顔とも言えるクランクでご紹介したいと思います
まずは7800系です
10速になったはじめてのデュラエースとなります
構造がホロテックⅡとなり最初の2ピースクランクとなります
昨今、グラベルロードなどフロントシングルがありますが
この頃のシマノにはコンパクトクランク(50-34)という概念がまだなく
フロントトリプル(3枚)というのもありました…
もちろんデュラエースブランドにもありました😅
20年近く前のものなので色が褪せてきていますが
当時はとても美しいシルバー(デュラシルバー)だったのを覚えています
7900系です
10速の後期型モデルとなります
シマノ初のデュラブランドのコンパクトクランクがリリースされました。
現在のクランクはコンパクト(インナー34T)ミッドコンパクト(インナー36T)ダブル(インナー39T)関係なくリングが交換出来ますが
この頃のクランクはコンパクトはPCD110mm、ダブルは130mm
(PCDとはPitch Circle Diameterピッチサークル・ダイアメーターの略)
リングの取付ボルトの位置(仮想直径)が違い
コンパクトには専用クランクアーム、ダブルには専用のクランクアームが必要とされました😅
今となったらめんどくさい話ですね☺️
7970シマノ初の電動コンポーネントDI2も併せて発表となりました
(これには痛い目に遭わされた思い出があります😅)
9000系デュラエースで11速となった初期モデルです
クランクアームが5アームから4アームに変更となり
ダブル、コンパクトの対応がリングのみで出来るようになりました
シルバーとブラックのコンストコントラストが鮮やかな
歴代のデュラエースでも私が好きなカラーリングです
(カラーだけで言えば7800系と9000系で悩みます😅)
R9100系 11速の後期モデルとなります
ミッドコンパクト(インナー36T)がリリースされました
この時点から名称の頭にロード系はR、マウンテン系はMと付くようになりました
デュラエースシリーズとしてのはじめてのディスクブレーキコンポーネントも発表となりました
真っ黒クロスケなので当初、高価な105と笑う人もいたとかいないとか…
そんな声に対して「黒ではありません!日本の水墨画の墨の色です‼︎😤」
とシマノの方がおっしゃっていたとか、いなかったとか…😅
そしてシマノ初のパワーメーターも発表となりました(これにもちょっとやられました😅)
んでもって現在のR9200系となります
DI2はセミワイヤレス化され12速になりました
こんな変遷があったのですが…
なぜこんなにデュラエースがあるかと言うと…
モデルチェンジをして一番最初に出てくるモデルがデュラエースなので
勉強のために手に入れなければいけないと言う事情があったのと
思い入れがあるものを売ってしまったり、手放すことができないと言う私の性分で
歴代のデュラエースが店長N自転車博物館に収蔵されていると言うオチです😅
決してお金持ちではありません😅
ハッキリ言えば自転車貧乏です!😚
ただ自転車が好きなだけです😅
はてさて今後、コンポーネント各部の比較や
各モデルの紹介もしてみたいと思います
突発的にブログにあげることがあると思いますので
皆様お楽しみにしていて下さいね☺️