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- 2022/06/11
- スタッフブログ
ホイールメンテナンスの巻
アゼリアサイクル店長Nでござります
ここ最近忙しく情報の発信が滞っていて申し訳ありません😭
私事ですが膝のメンテナンス(検査)のために
スタッフT君にお店を任せ、1週間ほど入院しております
そんな入院時間を使って情報発信?します?
(要するに暇なんです)
皆様メンテナンスはやってますか?
初期メンテナンスを怠ると取り返しがつかない破損につながる恐れがあります
今回はホイールハブメンテナンスに関してを紹介したいと思います
(ホイールメンテナンスは振れ取りだけではありません)
ホイールのハブベアリングの種類は大まかに
シールドベアリンクタイプとカップアンドコーンタイプがあります
シールドの特徴は
玉あたり調整ができないものもある
ベアリングのグラスアップがしづらい?出来ない?
ベアリングがダメになったら打ち替え交換
カップアンドコーンの特徴は
玉当たり調整ができる
グリスアップがしやすい
などがあります
カップアンドコーンを採用しているのが
「シマノ」と「カンパニョーロ」(フルクラム)なのですが
カップアンドコーンの場合ハブ側に圧入されているカップに圧痕(ベアリングによる傷跡、轍みたいもの?)が出来たら交換しなければなりません
シマノの場合は交換(スペアパーツが存在しません)が出来ず
カンパニョーロ(フルクラム)は交換ができます
今回使用するのはカンパニョーロ BORA ONE 35 CLの
リアハブベアリングセットとカセットボディ交換です
まずはカセットボディを外し
ノンドライブサイドのロックナットを外し
リアハブのアクスルシャフトを抜き
左右のベアリングを外します
専用の工具を使いカップを打ち抜きます
再利用出来るものは洗浄し使用
カップ、ベアリング、ダストシール、カセットボディを交換します
カップは打ち抜きましたので、専用工具にて圧入します
グリスを塗布したベアリングとダストシールを組み込みます
あとはベアリングの玉当たり調整をして完成です
ちなみにカンパニョーロ、フルクラムのベアリング
USB(ウルトラスムースベアリング)ハブとCULTハブに採用されているベアリングは同型なので
相互に入れ替えが可能です
USBハブにCULTベアリングを入れて回転を良くするなんてこともできちゃいます