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- 2023/04/21
- スタッフブログ
手組みホイールの巻
アゼリアサイクル店長Nでござります!
今回は先日画像を撮り損ねた手組みホイールのお話しでございます
昨今完組みホイールは剛性、重量ともよく出来ていて
手組みホイールの出番があまりありません😭
ただ前回お話しに出た様に
リアエンドOLD 126mmクリンチャーホィールなどの完組ホイールなどは皆無です😭
そのほかにもOLDフロント100mm、リア135mmQR 26インチ高性能完組DISCホイールも皆無です😭
そんな時は作ってしまえば良いのです!
作ってしまえば良いと言ってもリム、ハブを一介の自転車整備士に作りだせるわけはありません😭
物さえあれば組めば良いだけの事でござります😅
ともあれ、ものがあればの話ですが
なければどうにもなりません😭
ことわざで
「〇〇殺すにゃ刃物は要らぬ、雨の3日も降れば良い」
なんて言葉があるみたいですが
自転車屋さんは道具と部品を取り上げられたらただの人になってしまいます
そんな26インチQRディスクホイールの手組みをザックリとご紹介致します
まずハブは「ONYX RACING」をチョイス
リム、スポークは「DT-SWISS」を使用します
最近お気に入りなのは「DT-SWISS」の「プロロック スクオルクス PH アルミニップル」と「ニップルワッシャー」です
これを使うとテンションがしっかりとかかり
尚且つ一本当たりの組み上げ時間が30分かかりません☺️
ニップルのリム内部側はトルクスになっていて締め込みトルクスがしっかりと伝わり
ニップルワッシャーがスポークのねじれを防ぎます😚
ハブフランジにスポークを通し(通し方にもルールがあります😅)
リムに組み付けて行きます
ある程度は形にはなって来ましたが
テンションはまだかかっていません😅
次はホイールの振れ取りです
振れ取り台に乗せてニップルを締め込みながら
縦振れ、横振れを取り、センターを出して行きます
んでもって出来上がりです😚
ホイール組み直し、ホイール振れ取りは場数が物をいいます
何故ならアゼリアサイクルは
破損度が高く回数の多い通学車輌のホイール振れ取り、組み直し
スポーツ車輌の初期組み上げの振れ取り
初回点検での振れ取り
年間整備での振れ取り
毎日、呼吸をする様にホイール振れ取り台の前に立っています
よく常連さんに「毎日ホイール修正してますね」って言われます😅
さてさて次回もお楽しみに!😚
「手組みホイールの巻」への1件の返信
なるほど!このように手組みするのですね。リムこないかな